グレテンフリーのススメ

クレア・ラボ・ジャパンより

 

「グルテンとは」

グルテンは、小麦などに含まれるタンパク質の一種で、主にグリアジンとグルテニンという2種類から構成されています。また、構造上、分解が難しく、未消化な状態がトラブルの原因とされるだけでなく、ゾヌリンの分泌を刺激することで、リーキーガットを誘発する可能性もございます。その他「セリアック病」「グルテン不耐症」などを引き起こす可能性があります。

 

「グルテンと腸内環境とカンジダ」

腸内環境の悪化:未消化のグルテンは、特に病原性細菌や酵母菌のエサとなり、ディスバイオシス(悪玉菌が増加、善玉菌が減少)になり、栄養吸収障害などの可能性もあります。

カンジダの増殖:カンジダ菌(酵母菌)は、この未消化のタンパク質や糖質をエネルギー源とします。グルテンが含まれる食品(パンやケーキなど)は、糖質を多く含み、未消化のグルテン(糖質)による腸内発酵もカンジダの成長を助長します。

「グルテンとリーキーガット」

ゾヌリンの過剰分泌:グルテン(特にグリアジン)は、ゾヌリンの分泌を刺激し、腸のタイトジャンクションを緩め、有害物質などが通過し、全身に回ることで様々な炎症を及ぼします。

腸内炎症:腸に慢性炎症を起こし、腸細胞のダメージ、腸バリアの再生能力低下させます。

消化がしにくい:グルテンは消化されにくく、一部が未消化のまま吸収されると腸壁や腸細胞を傷つけリーキーガットになり得ます。

 

「グルテンと血糖コントロール」

グルテンが腸粘膜の炎症で、リーキーガット+腸内環境が変化により、

インスリン感受性の低下:腸の炎症が全身の炎症を誘発し、炎症性物質(IL-6など)で、一時的な高血糖が起こり、その後、過剰なインスリン分泌が低血糖を引き起こす可能性があります。

腸ホルモン(インクレチン)の異常:腸粘膜が損傷すると、血糖調節に重要なホルモン(GLP-1やGIP)の分泌が低下することで、血糖の安定性が損なわれます。

 

まとめ

・グルテンによる「ゾヌリン分泌刺激」「消化がしにくい」「有害菌のエサになりやすい」ことがネガティブな側面として挙げられるます。

・「ディスバイオシス」や「リーキーガット」「腸の炎症」を引き起こす可能性があります。

・これらにより全身の炎症を引き起こす可能性があります。




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