伊藤内科のブログより
分子栄養学の内容です。
分子栄養学の内容です。
亜鉛欠乏は、一般に認められている以上に多く存在している。亜鉛は土が水で洗われると分解されてしまうし、穀物が精白されるときには除かれてしまう。亜鉛の最も豊富な摂取源はカキであるが、ふつうは主食ではない。分裂病には亜鉛をピリドキシンと一緒に用いるのを慣例にしている。嗅覚あるいは味覚に異常がある高齢の患者には、比較的多量に使う。亜鉛欠乏は正常な味覚を奪ってしまうので、食べ物が味気なくなるか苦くなり、味覚が悪くなる。
私は多くの高齢者が亜鉛欠乏になっていると確信している。前立腺肥大になっている人にも亜鉛を使う。多くの場合、これが肥大のプロセスを抑える。
記憶を司る海馬に亜鉛が多く含まれていることも有名。高齢者は難聴、味覚障害、皮膚のトラブルも多い。
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その他、免疫、生殖、傷の治りの速度、粘膜の保護…など様々な体の作用に関係している亜鉛です。
アルコール摂取によって、かなり消費されますのでアルコール大量摂取する方はそれを想定してサプリメントで20mgほどとっておけばよいと思います。
風邪(インフルエンザその他)をひいたときも、ビタミンC 1gを一時間おきに10回に加えて、亜鉛をとっておくと治りが早いです。
また、成長期の子供は亜鉛を必要とします。不足が強ければ爪の細胞分裂が間に合わないので、爪に白い斑点が出来ています。
疲れやすい子供、朝布団から出てこれず不登校になっている子供には、プロテインに加え亜鉛をサプリメントで摂ってもらっています。
疲れやすい子供、朝布団から出てこれず不登校になっている子供には、プロテインに加え亜鉛をサプリメントで摂ってもらっています。
しん研良院 奈良県香芝市のカイロプラクティック
原因のよくわからない痛みや不調に対処する施術院
公式サイト www.shinken-ryouin.com