病院とカイロ施術院の違い

病院とカイロプラクティックなどの手技療法の施術院の違いについて。

病院では、投薬・手術による治療が行われ、場合によってはリハビリやけん引、電気などの物理療法が行われます。これらは多くの場合保険適応になります。
またレントゲンやMRI、エコー、血液検査など様々な検査方法があります。
一方、カイロプラクティックなどの施術院では、主に手技療法が行われ、場合によっては電気などの物理療法、食事などの栄養指導、エクササイズ指導などが行われます。
検査では、徒手検査から簡単な器具を用いる検査までが行われます。
鍼灸師の凍結肩などごく一部のケースを除いて、慢性の痛みや体調不良に関して、代替医療の施術は保険不適応です。
つまり、病院以外の施術院で、肩こり・腰痛などで保険は使えないのです。
急性の骨折・脱臼などのケースでは柔道整復師のいる整骨院・接骨院で保険適応が出来ます。
カイロプラクティックの施術院で急性のケースは、ぎっくり腰・ねんざ・寝違い・むち打ちあたりです。これらは対応できますが、保険は使えません。
慢性の痛み・体調不良は、感染症を抗生物質でやっつけるというわけにはいきません。
慢性の不調が一定期間を経過して勝手に治るという事はあまりありません。
もし、痛みなどが消えたとしても、それは一時的にその場所から消えたというだけで、体の中では問題がくすぶり続けていて、その後別の不調や痛みに形を変えて出現してくるものです。
通常、そういった不調は時間とともに悪化してきます。
慢性の不調に関しては、薬を使うと一時的に和らげることはできても、完全に消し去ることはできません。
腰痛や肩痛などの症状は急にやってくることもありますが、実は体の中では複雑な反応が長年起こり続けていたのです。何とか持っていたけれど、もう体はかばえる限界に来たのです。そして、痛みという警告信号を発したのです。
そう理解すると、そういった複雑な体の反応を引き起こしたメカニズムに対して、正面から真面目に対処しなければならないと思えるはずです。
痛い所に、電気をあてたり、マッサージしたりだけでは、深いレベルで身体が変化したことにならないのです。
体は、神経系、消化器系、内分泌系などの様々なシステムから成るネットワークです。
包括的にそのシステムをとらえ、体に生じた根底的な機能異常のパターンを見つけ、その人に合った修正を加えていくことが、真の健康への道です。



しん研良院 奈良県香芝市のカイロプラクティック
原因のよくわからない痛みや不調に対処する施術院
公式サイト www.shinken-ryouin.com