カイロから見た顎関節症

どのような不調でも、1次的な原因、2次的なトラブル・・、3次的なトラブルときて、ある場所に痛みや不調が生じています。
だから、痛みや不調の背景、大元を知らなければなりません。
別の言い方をすると、自分の自覚する痛みや不調は、川の下流で起きている話で、川の上流で何が起きているのかを調べないといけない。川の下流でごちゃごちゃ対策を考えていても、上流で起きていることに思いを及ばせないと、起こっている事態に本質的な変化は生じません。
さらに別の言い方をすると、大中小のカテゴリーで体の不調を分けて考えなければならない。
そういう見方で顎関節をみていくと、いくつかのケースに分けることが出来ます。
1)歯の欠損などがあって、かみ合わせの物理的な構造自体にトラブルがあるケース。
  咬合、歯といったお口の中が大カテゴリーとなって、顎関節症という小カテゴリーが発生
  しているケース。
  この場合、小カテゴリーとして顎関節症だけでなく首の痛みや肩こりなども生じていることが
  多い。
2)頸椎2番の歯突起の変形などのトラブルが大カテゴリーとなって、小カテゴリーの顎関節症が
  生じている場合。
3)小カテゴリーに顎関節症をおいた場合、中カテゴリーは頸胸部、大カテゴリーは体となってい
  る場合。
  大カテゴリーの体のトラブルはほとんど無数なものが想定されますので、個別にみていかな
  ければいけません。
  たとえば、足部のケガが元になって、頚部で代償が起こり、顎関節まで到達していることもあ
  ります。
小カテゴリーのごちゃごちゃ、トラブルは中ないし大カテゴリーの問題を修正することでスムースに解決に持って行けやすいもの。
逆に小カテゴリーだけで問題の解決をはかって中大カテゴリーの問題が未解決だとそのうち元に戻るあるいは別のトラブルが発生する。
1や2のケースだと、歯科や口腔内科の先生にみてもらわなければなりません。
3のケースだとカイロプラクティックなどで対応することが出来ます。



しん研良院 奈良県香芝市のカイロプラクティック
原因のよくわからない痛みや不調に対処する施術院
公式サイト www.shinken-ryouin.com