腰痛|奈良県 香芝の整体カイロなら患者様の支持率が証明するしん研良院にお任せ!|整体

慢性の腰痛を解消するために

①痛みの感じる場所は負担のかかっているところで、ここは原因場所(施術する場所)ではありません。

②負担をかけている所が別にあり、そこが原因場所となります。負担をかけている場所の多くは、動きが悪くなっていますが、自覚することはほとんどありません。

③原因場所は、クライアント自身は自覚できませんので、術者が各種検査をして見つけなければなりません。

④原因場所は筋肉であったり、関節(腰椎、骨盤、その他)であったりしますが、ここには自発的な痛みが出ません。

⑤レントゲンで骨に異常が出ているとは限りません。はっきりとした病理までいかなくとも、機能低下の状態が気づかないうちに長く続いていれば、痛みは発生します。

(痛みが取れない理由)

●痛い場所に施術をするのが当然と考えていると、痛みは ずっと再発を繰り返します。
痛い場所をもんで「楽になったかなー」⇔「また痛くなってきた!」の繰り返し。

●原因場所としてよくあるのは、足部、頚部、胸郭の可動性、腹膜系、腸腰筋、仙腸関節、腰椎の椎間関節、神経系です。
ここに複合的な痛みを作るメカニズムが形成されています。

●体全体を把握しながら、検査~施術するには、膨大な知識と優れた技術が必要です。
誰にでも出来るものではなく、長年の臨床経験や豊富な勉強量が必要です。

●腱反射や筋力の検査によって、ヘルニアや狭窄症が本当に痛みの原因なのかどうか鑑別できます。
このような基本的な検査が実施されていないことは、よくあります。

【臨床でのポイント】

○過去の「ケガ歴」や「手術歴」、「病歴」

・昔の捻挫⇒足首の動き方の違い~ひざや股関節、さらに骨盤などの動き方に影響

・盲腸や帝王切開などの腹部の手術⇒腹膜系の柔軟性低下~体液の循環不良と筋肉への影響~関節への影響~さらに筋肉への影響と悪循環が生まれる

・呼吸器系の病歴⇒胸郭の可動性が小さくなっていることがあり、上半身の筋肉のトラブルを作って腰肩に影響を及ぼしている

※いずれも、しん研良院の手技療法で修正、回復させることが可能です


○生活習慣(食事内容、仕事や運動の仕方、心理的ストレス等)

・水分摂取の不足、栄養素の過不足など口から入れるものの不適切で内臓内分泌に機能低下を起しているとすれば、腰周りの筋肉や腹筋などに弱化を作ります。
30代以降の腰痛の原因には、この要素が何割か必ずあります。
ここの領域の評価と改善がとても重要になります。
同時にこれは将来の病気の予防につながります。

・寝具の不適切
⇒脊柱の弯曲の度合いなど体には個人差があり、その人の体に合ったものがあります。万人に共通するものはないと考えたほうがよいです。bone_pelvis_pos.gif骨盤の図。痛みを作る場所がいくつかあります。

・腹筋の低下が原因だと思って毎日トレーニング
筋肉のあまりない高齢者の方でも腰痛のない方はおられます。腹筋をすることで余計に悪化するタイプの腰痛もあります。
30代以降の方の場合、トレーニングより胃腸などの消化器系の状態改善を優先することが重要だったりします。

【臨床でよくあるケース】

□腰を後ろに反らすと痛い
⇒腰の関節(骨の動き方)の問題~椎間関節のハイパーとハイポ。バイオメカを考えると、下部腰椎の問題が実は下部胸椎や上部腰椎の可動性低下からきていると分かる。

□中腰で物を持ち上げるとズキッとくる
⇒腸腰筋というインナーマッスルの弱化があります。この弱化の原因を消化器系や中枢神経系に求めることが出来ます。

□レントゲン・MRIで異常があったが・・・
⇒麻痺がなく痛みだけであれば、ほとんどの場合手技療法で解決できます

□出産前後の尾骨の痛み、恥骨の痛み、ソ径部痛
⇒多くは小腸の関与です。腹部膨満感やげっぷ、ガスなどを伴うのであればその可能性が高いです。この場合、内臓の問題を手技や食事からアプローチします。

□太ももやふくらはぎ、お尻に強い痛みが出ている
⇒坐骨神経痛様の痛みでも、カイロプラクティックには様々な手技があります。1ミリの骨の動き(仙腸関節、腰椎椎間関節など)を改善することで、痛みを消失させることが出来ます。

【腰痛の施術例】
改善された方のご厚意により、写真撮影などの許可をいただきました。
本当にありがとうございます。
同じような症状でお困りの方にとって、ひとつの目安や判断材料になればと思います。

67204697_2177145142408582_5139962073802866688_o.jpg2019年7月:66歳男性(葛城市、農業)「腰痛と臀(でん)部痛」

訴え)
・整形外科のレントゲンで坐骨神経痛(脊柱管狭窄症)の診断
・体を反らすと下部腰椎あたりと右でん部から太もも後ろに痛み
・シビレのような異常感覚やむくみ感がある
検査、カウンセリング)
・腱反射・・・わずかに右側低下
・20年前に右の第1・2趾を事故で欠損
・ 腰痛自体は数年前から、お尻や太もも後ろの痛みは最近ひどくなった
_______
施術)・・・おもに椎間関節と仙腸関節に対する施術
・胸腰移行部の椎骨の伸展制限の矯正
・下部腰椎の矯正として、左腸腰靭帯あたり軟部組織の施術
・仙腸関節の圧着矯正
・肝臓から十二指腸あたりの腹膜のマニピュレーション
・ 頸部の伸展制限と回旋制限に対して
・肩甲骨まわりのモビリゼーション
結果)
体を反らす動作で、もとの3倍ほどの可動域がでました。
痛みは5/10⇒0/10で、消失したようです。
2週間後も「痛みは全くないです」とのことでした。
ただし、右趾の欠損という構造的な問題がありますので、半年や1年後はまた構造上痛みのでるおそれがあります。

2014/1月30日
DSCF3787.JPG「高校時代からの腰痛」:31歳、会社員(河合町
・「高校はサッカー部でしたが、体育の授業中腰をぶつけて以来、腰痛があります」
・三日前から、痛みが急に強くなった(右臀部、右下肢)・・・最近、スノボで腰を打っってから調子が悪かった
・前にかがむと、びっりとした痛みが出る
・反らしても、骨盤に痛み
・横に体を動かすと、股関節に痛み
___________
(施術)
・仙腸関節、股関節、腰椎など
・腰椎4,5番椎間板に対してのマッケンジー
(結果)
本日で4回目の施療でしたが、右下肢のしびれ・痛みは消失しているとのこと。
施術前は、右臀部痛がありましたが、施療後はかなり改善しました。

2014/1月9日
DSCF3784.JPG「体を前にも後ろにも動かせない腰の強い痛み」:32歳会社員(香芝市)
・5日前からだんだん腰痛がひどくなり、今は体の曲げ反らしが痛くて出来ない
・「明日から、仕事なので何とかなりませんか」
・高校のバレーボール部時代より腰痛がある・・・当時は分離症の診断が出ている
_________
(初回検査)
SLR・・・25度で強い痛み
母指背屈力、デルマトーム・・・患側やや低下
(施術)
腰椎と椎間板に対する施療
腹直筋とS状結腸に対する施療
(結果)
初回・・・痛み10→8
2回目・・・来院時、痛みが元に戻っている。(仕事時のコルセット着用を勧める)
      施術後、やや改善。(SLR30度に改善)
3回目・・・「コルセットをしていると楽な感じです」(SLR35度に改善)
4回目・・・「痛みがすごく取れています」(SLR45度で少し痛み、無理をすれば70度)
      腰椎3番の矯正を加えると、動作時痛の大部分が消失

2013/8月17日
DSCF3575.JPG「産後2ヶ月目で、尾骨がとても痛い」:30歳、主婦(姫路市)
・椅子に座ると、ずきっと尾骨が痛い
・椅子から立ち上がる時も、ずきっと痛みが走る
・最近は寝ていても痛みが出るようになった
・前屈するだけでも、痛みがでる
__________
施術)
内臓マニピュレーション・・・肝臓や静脈などに対して
骨盤隔壁の施術
筋肉の施術・・・臀部筋、ハムストリングス、多裂筋など
結果)
内臓の調整で、前屈時の痛みが消失。
骨盤隔壁と臀部筋の施療で、「10→3」に痛み減少。
仙骨まわりやハムストリングスなどの施療で、痛み消失。

2013/10月5日
DSCF3634.JPG「1年以上前から左側に腰痛」:事務員(広陵町)
・レントゲンで異常なし。痛みどめやシップでやりくりしている。
・この先、この痛みがどうなるのかと思うと、とても不安
・左の膝が曲げると音が鳴る。左の太ももに違和感。
________
施術)
・左の腓骨の矯正・・・膝の屈伸時の音が消失
・骨盤の矯正・・・仙骨と恥骨の矯正  ・腰椎5番の回旋変位の矯正
・左腸腰筋の施術
・内臓の施術・・・下行結腸、S状結腸
結果)
施術1回で痛み消失。

2013/8月8日
DSCF3569.JPG「尾骨痛、腹部痛」:36歳会社員(香芝市)
・去年から、自転車に乗った時や椅子に座って立つときに尾骨が痛い
・「10年前に行った手術の影響か、腹部に痛みや不快感があります」
_________
施術)
・大臀筋、大腿方形筋、骨盤隔壁、尾骨
・棘上筋、胸椎その他
・グラべラ障害の施術
・手術痕に対する施術
結果)
施術5回目で、尾骨痛が改善。
施術7回目で、痛み消失。

2013/8月5日
DSCF3566.JPG「腰痛と目の疲れ」:MR、37歳(奈良市)
・車での移動が多いので、腰が痛くなる
・仕事柄、パソコンをよく使うので目がとても疲れる
・暴飲暴食気味なので、とても疲れやすく感じる
___________
施術と結果)
内臓調整や筋膜リリース、骨格の調整など。
「定期的に内臓の施術を受けると、調子よい」とのこと。

第5回 奈良県ジュニアゴルフ選手権 1位
祝 第79回関西オープンゴルフ選手権競技一次予選突破(7/23)
2013/7月9日
DSCF3570.JPG「試合前に腰痛発生」:中学3年生、ゴルフ部(王寺町)
・2週間前の練習中、腰痛が発生。ゴルフのスウィング時に強い痛み。
・「試合が控えているので、何とか早く痛みを取りたい」
・左回旋で、右腰に強い痛み。右回旋でも痛み。
___________
初回の施術と結果)
・痛い場所は触らずに、背中全体の筋膜の状態を触診しつつ、筋膜をリリース。
・腸腰靭帯の硬縮の調整。
・腰椎5番の回旋変位の矯正
⇒スウィング時の痛みが7→3に減少。右回旋の痛みは、消失。
(2回目来院時)
「スイング時の痛みが1以下になっていて、練習も再開している」とのこと。
3回目来院)
痛みなし。メンテナンスとして来院。

祝 秋季近畿大会ベスト8(2012年)
祝 選抜甲子園出場(2013年)
2013/7月10日
DSCF3476.JPG「腰痛」:高校2年生、野球部(橿原市)
・練習がきつくなると、腰が痛くなる
・右足の片足立ちがものすごく不安定。
___________
施療) 
筋膜リリース・・・胸腰筋膜や中殿筋などの硬縮部分
骨格矯正・・・骨盤と腰椎の軽い調整
結果)
「腰が楽。片足立ちをしてもバランスがとれている」

2013/5月22日
DSCF3372.JPG「膝痛と腰痛」:中学2年生、バスケットボール部(生駒郡)
・病院の診断~腸脛靭帯炎
・「授業中、椅子に座っていると腰が痛くてたまりません」
・膝の内側と外側、下側に痛み。腰は起立筋部分に痛み。
_________
施術)
・ハンター管とオスグッドの施療
・内臓(結腸)に対する施療
・筋膜リリース
結果)
施術3回目・・・膝痛はかなり改善。腰痛は施療直後に痛みゼロだが再発する。
4回目・・・痛み消失

2013/5月28日
DSCF3377.JPG3年前から続いている腰痛」:40代、自営業(香芝市)
・3年前にぎっくり腰をしてから、常に腰痛がある。
・前に曲げると腰が痛い。
・仕事がら車に乗ることが多いが、じっと座っていると腰がとても痛い。
・首と肩の痛みは、10年以上前からある。
_________
考察)
・内臓の間膜に所々緊張~その裏の背中や腰も緊張
・腰椎3番が可動性亢進。
施術)
・内臓の施療・・・肝臓まわり、腸間膜など
・腰椎3番に負担を掛けている他の椎骨や骨盤の施術
結果)
徐々に痛みが改善。
5回目(初回より4か月後)に痛みがない状態。
6回目で痛み消失。

2013/4月13日
DSCF3309.JPG「11年前から続くひどい腰痛」:幼稚園勤務、30歳代(香芝市)
・朝起きてしばらく、骨盤回り、お尻~太もも・ひざの後ろに激痛
・「痛みのため、靴下もはけないことがあります。子供に頼む事もしばしばです」
・もともと腰痛持ち~レントゲンでは腰椎5番ー仙骨が狭い。
_________
施術)
・マッケンジーとフレクションの組み合わせ
・腰椎と仙骨に対する調整
・坐骨神経のマニピュレーション
結果)
施術3回目・・・「かなり調子よい}
施術9回目・・・「腰痛が気にならなくなっている」

2012/10月29日.
3407502.jpg「腰痛」:40代地方公務員(河合町)
・背骨の根元が痛い。朝は特に痛みが強い。前屈時に痛みが増す。
・病院でレントゲン~「側弯症」の診断
・「仕事柄、腰の不安は解消しておきたい」
______
施術)
・椎間板に対する施療を中心に、腰椎や骨盤等の調整。
・臀部の筋肉の調整や末梢神経のマニピュレーション
結果)
・施術1回目直後の痛みの改善「10→4」
・2回目来院時の痛み「4→1」
・3回目来院時「痛みなし」

2012年8月~10月
008695_li.jpg「腰痛のため仕事を休職中」:介護士30代女性(香芝市)
・中腰や長く座ることで、強い痛みが腰の根元に出る。
・病院でMRI~椎間板ヘルニアの診断
・ひどいときは、太ももの後ろからふくらはぎまでだるい痛みが出る。
・ひと月ほど職場を休んでいたが、今は仕事にならず辞めている。
_______
施術と結果)
2ヶ月で7回の施術。
5回目までは、施術後の数日はかなり痛みが取れているが、又に元に戻っていた。
6回目から腰痛が消失。臀部に痛みが少し残る程度。
7回目で、痛み消失。
後日・・・「よくなったので、職場復帰しました」との報告。

2012/4~8月
DSCF2952.JPG骨盤の痛み」中学2年生・サッカー部(大和高田市)
・半年ほど前から腰の痛みで走れず練習が出来ない。
・骨盤の中心に強い痛み。特に起床時には、痛みで起き上がれない。
・病院でMRI~「椎間板ヘルニア」。腰のけん引などをするが痛みに変化がなかった。
○様々なことをしているが、2ヶ月経って痛みの改善がない。

検査と施術)
・骨盤(仙骨)の傾斜角度が大きい反り腰
・母指背屈力など特に異状なし
・施術方針・・・筋肉の調整と骨盤矯正(仙骨の調整)

経過・・・ご本人の痛みの申告(100段階)
・2012年4月:1回目の施術後:「もとの痛みを100とすると、50~60ぐらい。かなりラク」
・2回目の施術中の変化:前回終了時の50~60の痛みが、一つの施術ごとに「35→33→27」に変化。
・3回目来院時:日常生活では気にならない程度になった。(ただし、朝起きた時に30程度の痛みが出ている)
・4回目来院時(初回から3週間後):朝の痛みが20程度に。施術後、痛みは7程度に減少。
・6月初旬・・・部活動復帰・・・「練習がハードになると痛みが増すことがあるが、走ったり蹴ったりできている」
・6月末・・・「全校集会で、体育座りを1時間以上していたら痛みが出てきた」
       「痛みも70前後に増えている。部活動の出来る状態では無くなった」
・7月・・・椎間板に対する施術を行う・・・「痛みは30前後を行ったり来たりしている」
・7月末・・・施術方法を一部変える・・・「痛みがほとんど無くなった」
・8月・・・部活動に復帰。痛み無く、調子よい状態が続いている。

2012年10月
「30年来の腰痛」:看護師50代(香芝市)
・20代のころより、腰痛。
・後ろに反らすと腰の根元に痛み
・レントゲンやMRIなどに異常はなく、原因が分らない。
________
施術と結果)
腰椎5番に後方変位。
過緊張している筋肉が数か所。
施療後、痛み消失。

2010年~
2010/7月
084.JPG腰痛・右肩痛」:30歳・ゴルフインストラクター(広陵町)
・学生のころより、腰痛がある
・「最近は、右肩も痛くなってきた」
_____
検査)
・骨盤のゆがみ~脚長差1・5センチ
・起立筋の右側の張り   ・臀部の筋肉群に強い緊張
・左股関節の内旋に制限…たとえば、女の子座りをすると左足が曲がらない
・胸椎のずれと肩まわりの筋肉群の過緊張

結果)
・痛みがかなり改善
・「アドレス時の股関節や腰のしっかり入った感じが得られて、スムースにスイングできるようになった」

2010年~
007.JPG性の腰痛」:とび職 40歳(東大阪市) 
・職業柄、筋肉を酷使している
・肩こりもひどい
・たばこの吸い過ぎと缶コヒーの飲み過ぎでよく胃が痛くなる
______
施術と経過)
・骨盤と脊柱の矯正
・筋肉の過緊張に対する施術
・つらい痛みやコリは、かなり改善。
・仕事がハードなため定期的なメンテナンス継続中。

2011/3月~
DSCF2497.JPG腰痛と右肩のコリ」:34歳男性・会社員(枚方市)
・パソコン関連の仕事
・座ったときに腰にだるい痛さが出る
・右肩がよくこる
・「運動不足で酒の量が多い」
_______
施術)
・骨盤、腰椎2番、上部胸椎
・筋肉の調整…小胸筋や肩甲下筋、大腰筋など
・内臓マニピュレーション・・・肝臓を中心に
結果)
・「腰も肩も大分楽になった」
・運動不足や不摂生もあり、月に一度のメンテナンス継続中。

【慢性の腰痛について】
DSCF2765.JPG後ろから見たところ。骨盤と神経。DSCF2767.JPG横から見たところ。骨盤と腰椎。病院でMRIを撮って、椎間板ヘルニアと言われている方も少なくありません。
しかし、腰椎にそういった所見があるにもかかわらず、内臓や骨盤といった別の場所の施術で痛みの改善の出る方もおられます。

テレビで、ある整形外科医(腰痛の権威)が「整形外科では腰痛の8割は原因が分らない」と言われていました。
レントゲンやMRIなどの画像で病理的な所見を見い出せるケースは2割程度だという事だそうです。
では、そのレントゲンなどでは分らない腰痛の原因の8割は?

私たち手技療法の施術家は、腰痛のある方の骨盤や腰椎を触診して、痛みが出て当然というような明らかな硬さ(可動性減少)や異常な柔らかさ(可動性亢進)を見つけます。
あるいは、筋肉に異常な硬さや弱化を見つけます。
そして、そういった正常から外れた部分を、正常化させる手技を施すことで、多くの痛みの消失することを経験しています。

痛みを放置したり、長期間薬に頼ったりしていると、後戻りできないぐらい重症になるおそれがあります。

ご自分の身体の特徴を手技的な観点からも理解し、なぜ痛みが出るのかを様々な角度から検証しましょう。

病院では指摘されなかった部分を、たくさん指摘できます。

なぜなら、お体を触診させていただくからです。

レントゲンは、2次元。

触るのは、3次元。

触ることは、ばかに出来ないくらいに多くのことを含みます。


多くの方は、知らず知らずのうちに不自然な体の癖を作っていますが、自分では恐らく分らないです。

ちょっとした「体の動きのあるなし」が、後々の「痛みのあるなし」に関わってきます。

手技療法家は、今現状のあなたの身体の微差(少しの不具合)を発見して対処し、将来の大差(健康と病気の差)を作るお手伝いをします。

ノートと考察・・・各種情報のまとめと考察

○このコーナーは、考察や各種情報をノートとして不定期に書き加えているものです。
○私自身の記憶の整理用のノートですので、考えるヒント程度にお読みください。
○「~だ」のような断定的な表現もありますが、あくまでもここに書いているのは考え方の一例に過ぎません。
○より良い情報が見つかるたびに、訂正や追加を加えます。
○疑問点などのご指摘をくださる方があれば幸いです。

筋・筋膜性腰痛・・・よくある症状。急性の場合は、ぎっくり腰。
・筋肉や筋膜に損傷・硬縮が起こって痛み。
・筋肉に過度の負担がかかると、筋・筋膜の柔軟性低下
・よく問題となる筋肉・・・腸腰筋(大腰筋、腸骨筋)、腰方形筋、多裂筋、大・中・小臀筋、ハムストリングス、梨状筋、大腿方形筋、腹直筋など

(施術例)
筋肉に対する施術
・筋膜に対する施術・・・筋膜リリース
・骨盤や腰椎、胸椎などの骨格矯正
・内臓の施術・・・筋肉と内臓の関連性

【腸腰筋症候群】
原因)長時間の座位、車の運転、ランニングなどの疲労蓄積
症状)腰、鼠径部、股関節、臀部、膝、足、下腹部などに痛み 、歩行障害 、大腿部のしびれ
検査)圧痛の有無、腰椎の弯曲
施術)腸腰筋に対してのアプローチ各種
考察)腸腰筋(大腰筋)の筋腹には、腰神経叢(腰神経L1-L4)が貫通しているので、大腰筋の異常はその領域に症状を引き起こす。
    大腰筋の過緊張は股関節の回旋変位などアライメントの異常を引き起こし、様々な部位の痛みの原因になるかもしれない。

椎間関節症候群・・・よくある症状だが、長期間改善できていないケースもある
・腰椎のロック(固着)によって、動作時痛。
・椎間関節がゆるんで炎症を起こしている場合~矯正は禁忌

症状)
・放散痛を伴う・・・膝関節より下方に放散しない
・腰を反らすと痛み~ケンプテスト陽性
・部分的に痛む場合、背骨あたりが痛い
・骨盤のすぐ上の高さで、ベルト状に痛む場合もある
L5-S1・・・・臀部や尾骨周辺、股関節、大腿後面、鼠径部や大転子周辺
L4-L5・・・・臀部や大腿後面、まれに尾骨周辺
L3-L4・・・・胸椎部、鼠径部や大転子周辺、大腿前面、たまに尾骨周辺

※椎間板ヘルニア、仙腸関節捻挫、分離すべり症、股関節疾患などとの鑑別が必要

仙腸関節障害・・・よくある腰痛の原因
身体を前に倒すと、仙腸関節に痛みpel_why2.gif骨盤中央の仙骨とそれを挟むようにくっつく腸骨の接するところを仙腸関節と言います。
・鑑別検査・・・ゲンズレンテスト、ヨーマンテストなど多数
(なりやすい人)
・デスクワークの人、長距離ドライバー、二人以上出産経験のある女性、中腰で前傾姿勢で仕事をする人

(改善するには)
・仙腸関節用のコルセット着用
※靭帯がゆるんでいる状態。急性の場合、炎症。
・骨格の施術・・・胸腰部の可動域低下、健側の仙腸関節の可動域制限
・関連する筋肉の施術

※靭帯がゆるんでいる状態。痛い場所を矯正すれば、症状は悪化。

内臓の関連痛
・腎臓などの内臓も、腰痛の原因に。
・内臓の状態を調べる徒手検査
(例1)マーフィーズパンチ・・・背中(腎臓の裏)をたたくと、お腹などに刺すような痛みが走る。
(例2)触診・・・オペ後の間膜の柔軟性低下部分の裏の筋肉が緊張⇒腰部の痛み

(参考)
□尿路結石で背中に急に痛みを出すケース・・・・この場合、体を少しでも動かしたくないような痛み。
□ビタミンCの過剰摂取、水分不足、シュウ酸含有食品(紅茶・生のほうれん草)、食塩やタンパク質の取り過ぎ、寝る前の食事
・・・・このような食生活は、カルシウムやシュウ酸が濃縮・排出して、結石を作りやすくしている。


変形性腰椎症
・腰下肢痛が現れる
・老化に伴う腰椎の変性・・・椎体に突起物ができて椎間板や椎間関節が変形し神経根を圧迫。
・男性に多い
・変形性腰椎症は、腰部脊柱管狭窄症の原因となる。

(症状)
・胸椎や腰椎の変形では、徐々に背中や腰の痛みが発生。足のしびれ感や強い神経痛症状を出すこともある。
・運動時の痛み
・脊椎に運動制限が出る・・・体の前屈や回旋動作がしにくくなる
・起床時や同じ姿勢をとると痛みの増悪
・脊柱管狭窄症の場合、間欠性跛行が現れる

(原因)
・主に椎間板変性に伴う骨棘形成や椎間関節の変性
・加齢による背骨の変化
・長時間同じ姿勢を取るような職業
・過度のスポーツ
・骨の変形と症状とは、必ずしも一致しない

椎間板ヘルニア
・白血球(マクロファージ)などよる作用で、日にち薬が効く。
⇒適切な体の使い方を指導して2週~3か月ほどで痛みの消失することが多い
・腰痛のない人の数十パーセントの人に椎間板ヘルニアがある⇒無症候性のヘルニア
・椎間板ヘルニアが必ずしも痛みを引き起こしているとは限らない
⇒その他の原因との鑑別が重要

椎間板ヘルニアは、手術をしないで治す方法(保存療法)が世界的に見直されている。005.JPG椎骨と椎骨の間にある横長の黒い部分が椎間板です。腰を真横から見たMRI画像ですが、白く見える神経に当たっています。DSCF2766.JPG腰椎4番と5番の間の椎間板が脱出して、神経の根元を圧迫している様子。(赤くしているのがヘルニア部分)
これは、椎間板ヘルニアの手術後に必ず起こる合併症(癒着)を避けるために、保存療法での改善が評価されたためのようだ。
手術の意味・・・①「突出した椎間板ヘルニアを切除する」、②「脊髄神経を椎間板から剥がす」
MRIによる腰椎椎間板ヘルニアの追跡調査で、突出した椎間板ヘルニアが3ヶ月ほどで自然に減少することが分ってきた。
したがって、手術後の合併症を避ける意味で、病院でも保存療法を選択するケースが多くなっているようだ。

□症状
・腰部の痛み。下肢のしびれ。
・朝起きた時に、痛みが増しやすい。
・咳やくしゃみ、排便時に痛みが増す。・・・バルサルバテスト陽性
・L5神経根に障害があれば、足の親指の力や知覚が低下。
・寛解と再発を繰り返しやすい

□特徴
・30代~50代で多い症状。25歳以下や60歳以降は少ない。男性に多い。
・腰椎4番~5番の椎間板ヘルニアが多い。
・坐骨神経痛の主な原因とされている。
・50代の方の場合、前後からの神経の挟み込みがある。
・・・前からの椎間板ヘルニアと後ろからの黄色靭帯の肥厚

□改善していくには
・後方への椎間板の突出は、長い間椎間板後部の繊維輪などが伸ばされていたことに起因していることが多い。
・その場合、逆に椎体前面の組織(前縦靭帯)は短縮されているので、伸ばす必要がある。
・マッケンジーエクササイズ(うつ伏せで上半身を反らす)は、ひとつの改善方法。

(参考)
・椎間板は剪断力(横方向からの力)に弱いため腰椎をボキボキする矯正は危険。
・鑑別検査・・・バルサルバ、SLR、バウストリング、デジャーリン徴候(咳、くしゃみ、排便時の力みで痛みが悪化)、
         坐骨神経緊張テスト、デルマトームの知覚異常テスト、反射減弱、筋力低下など
・症状の似ているその他の疾患・・・椎間関節症、梨状筋症候群、足根管症候群(足裏のしびれ)、退行性変性

脊柱管狭窄症
・腰椎部分で神経が圧迫されている状態。
・55歳以上の方に多い
・もともと脊柱管が狭い人に脊椎症や椎間板症、脊椎すべり症などの加齢に伴う変性が加わると脊柱管狭窄症の症状が出やすくなる。
・脊柱管が狭くなると圧迫によって神経に栄養を送っている髄液や血液の流れが阻害され、神経に栄養障害が出る。
・症状:痛み、しびれ、間欠性跛行、直腸や膀胱の機能障害など
・圧迫を取り除いて髄液や血液の流れをよくすることが必要

(分類)
馬尾型
・脊柱管の中を通る脊髄神経は腰椎1番あたりまで伸び、そこから下は馬の尻尾のような神経の束になっている(馬尾)。
・馬尾型は、脊柱管が狭くなることによって馬尾が圧迫を受けている状態で、神経根型よりも症状が重くなる。
・ 両脚のしびれや麻痺が広範囲に起きる。下肢の脱力感。
・膀胱や直腸の働きにも関係しているため排尿・ 排便の異常。会陰部のほてりや異常感覚。男性では異常な勃起。
・変性すべり症があると起こりやすい。
神経根型
・椎間孔(椎骨と椎骨の神経の出ていく空間)の神経の根元を神経根と呼ぶ(神経根型)。
・左右両側に起こることは少なく、多くは片側だけが圧迫される。
・神経に沿って腰から脚にかけて痛みやしびれ。
・腰を反ると症状が悪化。前屈すると症状が楽になる。
・腰部脊椎症や脊椎分離すべり症があると起こりやすい。

混合型
神経根型と馬尾型の合併型。馬尾と神経根の両方が圧迫を受けるタイプ。神経根の圧迫による痛みやしびれ、馬尾の圧迫による異常感覚などが起こる。
・神経根型と馬尾型の両方の症状が現れる。

(症状)
・間欠跛行・・・しばらく歩くと脚が痛くなったり、しびれや脱力感が起こって歩けなくなり、少し休むとまた歩けるようになる、という状態のこと。軽症の人は10分程度は歩けますが、重症の場合は1~2分で、すぐに痛みやしびれで歩けなくなってしまう。
歩くことによって脊柱管が動的に動き、脊柱管が狭くなり、神経への圧迫がより強くなるためこの症状が出る。しゃがんだりして前かがみになると脊柱管が広がるので、またしばらく歩けるようになる。
※間欠跛行は、脚の動脈硬化である閉塞性動脈硬化症でも起こる⇒(鑑別)この場合は立ったまま休んでも回復する(前かがみにならなくても良い)
・自転車はいくらでも乗れる
・体を前に曲げると楽で、後ろに反らすと痛みやしびれが増す。

(検査)
身体所見(曲げ反らしでの痛みの状況)、神経反射、知覚異常の有無、筋力など~症状の現れ方によって、どの部位が障害されているかを推測することが出来る。

原因
・黄色靭帯の肥厚と椎間関節の変性が本態
・その他・・・先天的に脊柱管が狭い場合
※その他に、脊柱管の前後径が狭くなるケースとして、椎間板ヘルニアやすべり症があるがこれは区別される。

(改善するには)
・股関節の可動域制限や回内足など立位における状態の改善
・歩行における問題点の改善(間欠性跛行のある場合)
・関連する筋肉の調整・・・中殿筋、大腿筋膜張筋、大腰筋など
・椎間孔への施療

【椎間孔狭窄症】
脊柱管狭窄症の診断に含まれるためか、この診断名が病院で出ている事は少ない。
しかし、手技療法ではこの状態になっていると考えて施術することは少なくない。
ケンプテスト(痛い側の脚後面を手で下へたどっていく)をすると、痛みの悪化するのが特徴。
(症状)
・加齢による椎間孔の減少で神経根を圧迫。
・姿勢や骨棘によるものもある。55歳以上で多い症状。
・体を後ろに反らすと痛みが増す。ケンプテスト陽性⇒椎間板ヘルニアや筋筋膜性腰痛との鑑別が必要

(改善するには)
・骨盤や腰椎に対する矯正・モビリゼーション
・筋肉や末梢神経の調整

【発育性脊柱管狭窄症】
・これにより、僅かな椎間板の膨隆でも神経症状が強く出ることがある。
⇒画像所見と患者の神経所見が一致しない
・発育性脊柱管狭窄症と椎間板症の合併症の可能性を考慮
・アプローチ:痛みの出ない範囲でEⅩ(脊柱管の内圧を下げる)

脊椎すべり症
・腰椎4番・5番に多い位置異常で下位の椎体に対して、椎体部が前方にすべっている状態。
・すべっていても、その状態で安定していて痛みの原因になっていない事も多い。

(原因)反り腰などの姿勢の問題、交通事故やスポーツでの衝撃、分離症など

脊椎分離症
関節突起間部に繰り返し加わって生じたストレス骨折とも考えられている。
・椎弓根の破損や欠損
・青少年の過度のスポーツが原因のことが多い
・腰椎5番に多い

(改善するには)
・反り腰(腰椎過前弯や腰仙角増加など)に対して
・・・上部腰椎や下部胸椎の可動域低下などの調整
・筋肉の調整・・・腸腰筋の過緊張やハムストリングスの低緊張に対して
・側弯、回旋制限など、椎骨のゆがみに対して

馬尾神経症候群

・馬尾神経の束が椎間板ヘルニアや腫瘍、外傷、強直性脊椎炎などの炎症による腫れで、圧迫されている
・馬尾~脊髄円錐、脊椎神経T12-S5、終糸繊維からなる⇔第1腰椎より下方へ向かう脊髄神経根線維のすべてという説明もある
・胸椎10番より下に起こる障害で馬尾症候群が引き起される可能性
・痛みや知覚異常・・・坐骨神経の走行にそって放散。その他には、会陰部、臀部、膀胱部、肛門、仙骨部。

分類)
1:側面馬尾症候群
椎間板障害はあまりなく、神経繊維腫が多い。
症状・・・大腿部の痛みや大腿四頭筋の萎縮、L4神経根障害(足の内反の問題)、膝反射喪失。錐体路兆候(高位の障害、脊髄円錐より外側にあるケース)⇒膝反射の亢進、バビンスキ兆候、足首のクローヌス。肛門や尿道の括約筋障害。

2:正中馬尾症候群
a)神経根は内側から損傷~S5->S4->S3など
症状・・・直腸痛、生殖器痛、排尿障害、性的能力喪失など~膝反射喪失、L5, S1筋力の低下など
     慢性的な鈍い背中の痛みが数年出ていることもある

b)外側から圧迫
両側に腰椎神経と仙骨神経の障害。

原因)
腫瘍や転移性癌、髄膜炎、髄膜神経根炎
椎間板ヘルニアや変形性脊椎症

【急性の腰痛(ぎっくり腰)】
ぎっくり腰とは、急性の腰痛の一般的な呼び方。次のケースがある。

腰部捻挫
痛いところをマッサージしてはいけない。余計に症状が悪化。
入浴も、さらに痛みを増加。
・腰部の靭帯の損傷

(改善するには)
・急性期(発症から72時間以内)は、アイシングが有効
・痛みのない場所に対する施術

仙腸関節捻挫
身体を前に倒すと、仙腸関節に痛み。pel_why2.gif骨盤中央の仙骨とそれを挟むようにくっつく腸骨の接するところを仙腸関節と言います。
□鑑別検査・・・ゲンズレンテスト、ヨーマンテストなど多数
□なりやすい人
・デスクワークの人、長距離ドライバー、二人以上出産経験のある女性、中腰で前傾姿勢で仕事をする人

(改善するには)
・急性痛の場合・・・アイシングが有効。
・仙腸関節用のコルセット着用
※靭帯がゆるんでいる状態。急性の場合、炎症を起こしている。
・胸腰部の可動域低下に対して施術
・関連する筋肉の施術

筋・筋膜性腰痛
※前記

腰椎椎間板ヘルニア
※前記

骨盤周辺の痛み

骨盤の裂離骨折
・裂離骨折・・・筋肉に力が入った瞬間に、その筋肉が付着している骨を牽引して、ひきちぎられるように骨折する。
・好発年齢・・・14歳~16歳前後⇒この時期の成長軟骨帯は、力学的に脆弱。圧倒的に男児に多い。
・好発部位・・・上前腸骨棘、下前腸骨棘(大腿直筋)に多い。その他、大転子(中殿筋など)、坐骨結節(ハムストリングス)。まれに腸骨稜。
※上前腸骨棘は、短距離走のスタート時やダッシュ、下前腸骨棘はサッカーのキックやハードルでの着地などに発生しやすい。
(鑑別)
・よく似た疾患に上・下前腸骨棘骨端炎がある~骨端炎は反復する小さな力による障害
⇒X線所見では骨折はなく、骨端線のわずかな開きや不整、突起部の肥大や変形を認める程度
・まれに大腿外側皮神経障害・・・大腿の外側から前面にかけてのしびれ

例)上前腸骨棘裂離骨折
・スポーツの種目では陸上、サッカー、野球に多く、疾走する動作で発症しやすい。
・ダッシュやキックを行うと、股関節の前面やや上のあたりに激痛。走行不能になることが多い。
・治療は、基本的に股関節を軽度曲げた肢位での安静による保存的治療。場合によっては手術(大きな後遺症は残らない)。
・縫工筋と大腿筋膜張筋の付着する部位(上前腸骨棘)に、けん引がかかる。
・鑑別)上前腸骨棘のところに圧痛、腫脹。骨盤のX線(または追加でCT)撮影で骨折。
・応急処置)アイシング。損傷の起きた肢に荷重しないようにする。
・予防)大腿の筋肉のストレッチング。大腿の前後の筋力のバランスを作る。